観ました、「偶然にも最悪な少年」
サギ効果でどっかの劇場が公開しているとかではなくて、DVDをレンタルして観たのです。ママが画面のやたら大きな薄いテレビをジャ○ネットで購入したので、すごくいいねDVDであろうと
今までずっと奥行き深しの21インチ生活だったからね、いいねビッグなプラズマ。
主人公カネシロヒデノリ(市原隼人さん)、メン○ラ女子高校生由美(中島美嘉さん)、渋谷のチーマータロー(池内博之さん)、この3人が、自殺したヒデノリの姉ナナコ(矢沢心さん)の死体を博多まで車で運ぶロードムービー。知っている限りではものすごく斬新なロードムービー、かなり楽しめました
他キャスト、書ききれないほど豪華すぎてます、どうしてここまで豪華な人たち集めることが可能だったの(@Д@;)!?
映画全体始終ビジュアル的デザイン的サウンド的には最高にイカシテますが、物語の道徳面をとるとソレは始終最高にイケテないのであり、思春期のコって大人目線で見れば物質的に裕福なのにやっぱいろいろモノ足りないんだなあ
と感じるのですが、根本的には「日本で生きる異国籍の人の複雑な心情」があるから成り立つ物語であり、ソレは日本に「日本人」として生まれ何の違和感も感じず生きてきた純日本人には理解するのは難解なのです。
行定勲監督の青春映画「GO」でもものすごく言えることで、今回は原作のみならず監督も異国の方、グ・スーヨン監督なので、その色はより濃いように感じます。そういったことを突き詰めて考えるには時間だの資料だのが大量に必要なので置いておきますが、「娯楽=エンターテイメントとして観る」という観点から見れば相当に面白いし、イマの若者の妙なヒエラルキーとかもちゃんと描かれてると思うし、かなり気分も向上しちゃってイイ感じ、「ワルイことに憧れちゃう年代」は十分に仮想空間にトリップできるのでしょう(全体的にどれも真似しちゃダメなのだけれど)。大人も十分に楽しめるのでしょう。
そして、死体は硬直して漏らして腐るとか、大人は悪を隠すためならいろいろ頑張っちゃうとか、普段目をそらしたい部分が前面に出ていて良いのでしょう。
大滝秀治さん演じる老人の親切心だけがピュアだったかんじですね。もうどんな種類の映画でも大滝さんには否応なしに反応しますね。「つまらん!おまえのはなしはつまらん!」永遠のテーマです(なにがだ)。
大滝さん演じる老人のピュアな親切心以外、徹底して人間の友情とか愛とかの類は極めて希薄に描かれており、なんていうか「人間しょせん産まれてずっと独り神話」、そこがベタベタしていなくてかえって良い。相当事実だと思うしね。主人公の、「姉に祖国を見せてあげたい」という思いがどこまで純粋なものなのかがあんまりきちんと伝わりませんが(Θ▲Θ)
もうなんかそれでいいと思う。ワタクシの感受性が鈍いんですかね。
死体を長時間演じれる演技力を持つ若手女優って矢沢心さん以外思い当たらないよねこれ観る限り。主人公ヒデノリよりもぶっとんだ女子高生由美のぶっ壊れ具合は大変魅力的でしたが、アレは中島美嘉さん
がするからイケテますのであり、「目を覆いたくなるなんちゃって不思議ちゃん」をみつけたらその増加を全力で阻止せねばなりません。感想は以上です。
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コメント
ヤマト様、こんばんは。
コレを見てくれてうれしいです。
まあ・・・埋もれていく傑作のひとつですよね。
どんどん年をとっていくと
この愚かさへの共感が
薄れていくのがノーマルだとは思うのですが
まあ・・・ヨメの次にママになり
子供がお年頃になったときに
ああ・・・こういう気持ちがあっても
おかしくないのだ・・・
と思い出させる映画なのではないかと思いますです。
キッドにとっては深夜放映があれば
レビューできるのに・・・
なかなかしてくれない作品のひとつですね。
とにかく・・・サギを見るたびに
ああ・・・あの子も大人になったんだなあ
死んだかと思ったのに・・・
と思うキッドなのでございました。
投稿: キッド | 2008年12月10日 (水) 00時01分
キッドさん、こんにちは~♪♪
この映画に出てる子たちも、
大人になりましたねぇ。
時が経つのは早いなあ。
こういった子供達を見て
眉をひそめるPTAの奥さまに、
いつかなるのであろうか。
ぶっ壊れ女子高生由美、
大変魅力的でしたが、
ヤマトがすごく印象深かったシーンは
蒼井優ちゃんが
部屋をマヨネーズだらけにして
包丁もって暴れて
部屋中に羽毛布団の羽がモワー
挿入歌も素敵だったし
(誰の歌だか調べていませんが)
この場面映像美も映画の中では
かなり上位ではないかと・・・
羽とマヨネーズにまみれた
ヒデノリとバカボンが絡み合って逃げた後、
包丁持った優ちゃんが
なんか面白いカメラワークで登場、
シビレましたよ。
狂ってしまっても愛してる。
そして最後は敵討ち
(撃たれちゃったの優ちゃんですよね?)
愛ですよね。
このカップル良かったです。
もう一度観たいけれど
今日がレンタルの期限なのでした。
面白そうな映画は
返却予定日ギリで観るべからずですね。
投稿: ヤマト | 2008年12月10日 (水) 15時05分