観ました、「ドロップ」

自分に男の子が産まれたら、将来不良にはなってほしくないけれど、こーんな不良ならいいかなあー、みたいなカンチガイが起きる映画。ケンカケンカ暴力ケンカ暴力、もうケンカが楽しくて仕方ないの子供たちなのです。それが何故か健全に見えるし、こっちまで楽しくなる、ワクワクしてきて羨ましくなる

「不良になってケンカすること」が主人公ヒロシ（成宮寛貴）の志なのです。そのために「不良としてはなめられる私立」から「不良だらけの公立」に転校します。そしてその学校のメインの不良たち、達也（水嶋ヒロ）・隆（波岡一喜）・ワン公（若月徹）・ルパン（綾部祐二）たちとつるむようになりケンカにあけくれるのですが、それぞれのキャラ設定がきちんとしていて小気味よい会話がかなり笑える！！！とにかく笑える、笑えます。

この人たちかなり仲良し、いっつも５人一緒。そのうち敵だったはずのテル、赤城、加藤も仲間に加わり、どこかとぼけてなんか可愛い８人、でもケンカケンカケンカ（*Θ▼Θ*）

マドンナ役（古い言い回しだな）に本仮屋ユイカ（可愛い）、ヒロシの姉に中越典子、姉の婚約者で面倒見の良い兄貴分に上地雄輔、同じく兄貴分にその友人の宮川大輔、そしてお笑い芸人さんがかーなーりちょくちょく出てきて大いに笑わせてくれます もちろん監督品川さんも出てきます。

達也の父役遠藤憲一さん、それになにかとからむ刑事哀川翔さんのコンビも最高でした もうここらへんの人たち「不良」ではなく「ヤクザ」ですが、やっぱり笑えます。そしてホロリと悲しいこともあったりして、ストーリーもきちんとしています。とにかくこの映画観た次の日の朝って、気持ちよく起きれます