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観ました、「パッチギ!」

若い才能を潰すのは、概ね「大人の事情」?原発の件もそうだけれど、「思想の自由」「発言の自由」とやらはどこへ行ったのかしら。これでは戦前の他国を支持する表現をしただけで牢獄にブチ込まれる人がいた時代と変わらない気が・・・。

なんていうか、つぶやき騒動とは関係なく、本当に偶然一週間前からレンタルしていたんですわ。昨日返却日だったからなんとか時間作って観たんですわ。

1968年。舞台は京都。ひっくりかえしたほうも悪いがひっくりかえされたほうも悪い!毛沢東と書いて「けざわひがしじゃないぞ!」。強烈な個性を放つ担任(光石研)の教え子、松山康介(塩谷瞬)と吉田紀男(小出恵介)は平和で真面目な日本の高校生。どうして朝鮮高校の生徒たちと自分の学校の生徒たちが和解しないまま喧嘩を繰り返すのかが理解できない。

で、対する朝鮮学校の番町リ・アンソン(高岡蒼甫)と、その仲間モトキ・バンホー(波岡一喜)、チェドキ(尾上寛之)、チョン・ガンジャ(真木よう子)たちは、もう日々喧嘩喧嘩喧嘩。もうそれ普通死ぬでしょっていうような喧嘩。さすがにこんな喧嘩毎日してたら身がもたないって自分たちで言い出してる。

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で、両者それぞれ、自分の未来について考えだすお年頃。康介はアンソンの妹である リ・キョンジャ(沢尻エリカ)に恋をし、努力が実り両想いにheart01 しかし両国にある歴史が、二人の関係に暗い影を落とす。これも「大人の事情」といえばそうです。だってこの時代の若い人、そんなことあんまり知りませんから。ワタクシとか今の時代の若い世代はなおさら(自分を若い世代と表現したいくだり)。

「大人の事情」で敗北感に打ちのめされる康介が泣き叫びながら大切なギターを叩き壊すシーンは泣けた。で、その後約束の、スカウトされた音楽事務所へ行くのだけれど・・・ここで康介をスカウトしたプロデューサーを演じる大友康平さんの言うことすることのカッコイイこと!こんな大人ばっかりだったら良いのに。

戦時中とか戦後の貧困極まりない最中の日本人ってちょっとアレだったと思うから、その時代のことをいつまでも両者ひきずるのは、今の若者の未来に良くないなあっ!て思うの。でもそんなふうに簡単に済むことではないのだろうっ!ていうのも、理解できるの。

        戦争ってなんや?

        国と国の間に線をひくことや。

        誰が線をひくんや?

        国や。

        国って誰や?     (台詞は全てうろ覚え)

井筒和幸監督っていうと、某お笑い芸人の顔真似とか思い出しますが、すごい人だったんだなあ。

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コメント

ヤマトさん、おはようございま~~~す♪♪♪
パッチギって、こういうストーリーだったんですね。
井筒監督、前に、みうらじゅんのクッキングマイブームに、
出演なさってて、その時の印象と、
この映画との印象とは、全然違います。
しがらみや色々な事情がなければ、個人対個人で、
お付き合いする事が出来て、無用な争いは避けられるんでしょうねぇ。
今日も涼しいですねぇ。
まだ八月になったばっかりだし、お天気どうなるのかなぁ?
毎年、セミの声が虫の声に変わる時期が、うれしくて、うれしくて(笑)。

投稿: まり♪まり | 2011年8月 2日 (火) 07時59分

まり♪まりさん、こんにちはnote

みうらじゅんさんのクッキングマイブームですかsign01
それは未視聴ですが、
井筒監督はなんか普通に面白いおじさんですよね。
すごい人なのにこんな表現したら失礼ですが。

ちょっと関係ない話ですが、
今日、テレビで、
お肉の放射能って、
冷凍→解凍→塩水に5時間くらいつける、

でほぼ除去されるって知りました。
これを皆応用すれば、
太りすぎで放置され苦しむ牛さんも、減るのになあ。

いろいろな情報をどこまで信じるかっていう・・・。

話を戻して・・・例えばだけど、
ドイツ人とユダヤ人同士が
いつまでもごちゃごちゃしているかっていうと、
それは無いように思うんですよね。

何故両者過去にこだわりを持つ大人がいるのか。

デリケートゾーンな課題なのであんまり
書けないんですけどねえ。
高岡さんも大変なめに・・・。

でも大人の文化人とかが同じ発言しても
何も問題視されないのに、
若い俳優だと何故。

あららまた長くなってしまいました、
本当、早く涼しくなると良いですねー!
今年の夏は冷夏と猛暑がドッキング(古)ですね。

投稿: ヤマト | 2011年8月 3日 (水) 09時53分

ヤマトさん、おはようございます^^
いやぁ~、ホントおひさしぶりぶりです(汗)

“忘れた方も悪いが忘れていた方も悪い”ってか(笑)

この映画、好きなんですよ!
井筒のオッサンの傑作だと思います。
今、この映画から育った若手がバリバリやってますが、
ちょっとおかしくなったんのが二人ばかりいますが(爆)?!
もちろん、沢尻エリカ嬢と、離婚までカウンドダウンの高岡蒼甫!

投稿: cyaz | 2011年11月15日 (火) 08時47分

cyazさん、おはようございますsun

TB返しとコメント返しありがとうございます!

沢尻さんと高岡さんねえ・・・。
いろーんな子がいるんですね。いろーんな子が。
皆個性的なんですよね。本当に。

テレビで、マツコ・デラックスが沢尻エリカについて、

「ああいうのをスポイルしちゃうから
 日本の芸能界はダメなのよ!」

とお怒りになっていました。なんとなく同感。
だってアメリカの映画スターとかもう皆ものすごいし。
表現者が皆良い子ちゃんばかりじゃなあみたいな。

この映画、スカッとしますよね!
バスひっくりかえしちゃいますからね。
ボーリング場のレーンに人間転がりますからね。

テーマは重いんだけど、軽快でテンポ良くて、
本当に楽しく観賞できました。

投稿: ヤマト | 2011年11月15日 (火) 09時54分

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