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2012年5月

観ました、「モテキ」

いわゆる、動物全般のあの本能は子孫を残したいという理由のその本能により両者あらゆる意味でより良い異性を求める、しかし理性や感情のある人間はそう単純にはいかない一味違うのだ。

なんかはじめからおわりまでチャラチャラしてる映画みたいな印象があって、原作にもその印象はあり、連ドラ時代にもその印象はあり、興味なかった、でもダンナサマがDVDを借りてきてくれたので観賞。

観はじめて数十分で自分に対し食わず嫌い禁止令発動。ネット用語で言う「リア充」とは対極に位置する人間、幸世(森山未來)が主人公なので、そう一筋縄ではいかないっていうか、結果すっごく良かった!偏見だったよ、嗚呼単純な人間と呼ぶならそう呼んでくれ、アタシ偏見抱いていたよ!あと音楽ね、この映画は音楽の良さが50%だと思う、懐メロ満載、岡村靖幸様全面リスペクトっぽいところが個人的にどうにも好き!

3今も昔も若者の世界では、音楽業界とかテレビ業界とかそういったカテゴリーにコネクションをもつことを恰好良いとされている。その種の職種をもつ人間との人脈が豊富なほど貴重な人物とされる。

間違っても金属をメッキ加工したり食品を冷凍保存したりこわれた備品を直したり珍しい遺跡を探し求めたりアトラクションで大きな乗り物を動かすことをを日常としたり、そういった業種の人たちよりは横文字が並んで並んで目がしばしばするあの類の業界での人脈がほしい。

加えて容姿の問題、コミュニケーションスキルの問題、言わずともがな知的財産やユーモアセンスの問題、もう何もかも欲しいの!だってアタシが生まれたのこの先進国日本!どうやって明日生き延びるかなんてしらんぞなな国なの!アタシ本当に本当に全部欲しいの!

今はチョ~不景気spadeなので、この日本でも明日死ぬか生きるかって人も多く存在すると思いますが、この映画はそういった人間向けでもなければそういった人間も存在しません。そこにあるのはただただ若者の残酷なヒエラルキー。

べつにいいと思うんだけどねー。ミュージャンとか雑誌ライターとか音楽業界関連とかじゃなくても、人形技師とか彫刻家とか絵本作家とか、いろいろ職業あるじゃん。でも主人公幸世はあくまでもキラキラしていて目立って可愛い子とつきあって人生薔薇色羨望眼差し炸裂希望なのでいろんな職業が却下される。

年若い人間の憧れっていうことはそういうことだ。都新のクラブでいつでもVIP席に顔パスで案内されることだ。熱帯魚がひらひらする隠れ家的バーを電話一本その名前でチャージできることだ。顔だ名刺だ使う用語だ!

しかし音楽なくしてどうしようか。音楽を継続し発掘し魅了してくれる音楽業界の人達は神と言えるのは自分たちの世代にはもうどうしようもない。逆らえないことは確か。

原作は読んでいませんが、監督さんや脚本家さん制作サイドは、若者独特のアレな世界を嘲笑しているように思えるほど、主人公幸世の思いはただただヒエラルキーの上の上のほうを目指して地味に密かにあらゆる名曲を通して悶々とし爆発し暴走し観る者を魅了するのであった。

感想は以下、長くなるから簡潔にまとめます。

①.主人公幸世の、みゆき(長澤まさみ)に対する真摯な思いは良い!あっちになびいても こっちになびいても良い「モテキ」であるのに、いろいろ間違ったとはいえ一人だけを想い続けた幸世はなんかこころが綺麗。

②.るみ子(麻生久美子)の「あたし重い?重いなんて言わないで、いろいろ勉強するから、幸世くんの好きなもの勉強するから」みたいに泣いて叫ぶシーン・・・流石大女優さん唯一ここで泣いた。誰もが愛されようと正直な気持ちを抑えて「軽~くふわふわと」ふるまっている。でも皆正体はるみ子さん。こんなに正直で直球で体当たりな女性、すてきすぎる。

③.恐ろしく子持ち女性に冷たいこの国で、唯一登場する「シングルマザー」の女性、愛(仲里依紗)。再婚相手が見つかるまでは水商売もしかたない。正直誰でもいいから再婚して自分のこといろいろと助けてほしい。これが現実。ここ重要。

④.真木よう子はやっぱりここでも強い女子。「SP」でそのポジションを確立?編集関係の女子はお洒落とか男とか言ってる暇ないって体現、仕事に生きていて恰好よい。幸世を叱咤しながらもなんか優しい。

⑤.リリーさん・・・やっぱりこういった役が最適・・・でもやっぱり好き・・・すごい存在感。

⑥.エンディングテーマが「今夜はブギー・バック (smooth rap)スチャダラパー featuring 小沢健二」。筆者が今も愛してやまない曲。昔の曲は本当にいい。この映画の尊敬すべきところ、本当に昔の良い曲ばかり。小沢様の立ち位置が幸世てのがイカス、スチャダラはバリバリ健在!

⑦DVDでの観賞でしたが、チャプターが全部懐メロ!懐メロ良い!ACOに橘にYUKIに靖幸最高!

 

・・・終わります。

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つまらないおとな

最近ニコニコ動画の「くるねこ大和」に夢中。名前的にも親近感っていうか・・・ねこ、すっごく興味がある! 犬としか触れ合わない人生だったからねこ・・・でももううちは手一杯でむりぽ。

でも欲しい・・・ねこ・・・。そういえばマンション内でいぬは沢山見るのですが、ねこ見ないなあ。禁止ってことはないと思うけどどうしてだろう。

昨日は珠子が高熱だして今日美容院行く計画がなしになりました。自分なんかこの頃こういった報告しかできないような・・・。誰もが黙るみたいな・・・。

最近高校生だったときの教師のことをよく思い出す。女性で、ものすごく個性的な人だったんだけど、毎回個性的な授業でなんか型破りで大丈夫のなのか?みたいな、でその先生の言葉で忘れられない言葉が、

「高校生のときは良い個性を持っているのに、社会人になるとつまらない人間になる子が多い」

というセリフ。他にもいろーんな心に響くことを仰っていた先生で、本当に 再会したい気持ち でいっぱい。

今、自分はつまらない大人なのだろうか。ブルーハーツのうたの歌詞にはもれなく共感できるということで、ギリギリセーフなのだろうか。

あと、短大のときのフランス語の先生。これも強烈だった。勝気な感じの女性で、パリと日本を行ったり来たりみたいな人で、もう着てる服も放つ言葉も日本人の常人をはるかに卓越してるオフランス暮らし!みたいな。

その先生が、

「日本の女の子は皆同じカバンもって同じ服装してる」

みたいな、それっぽいこと言ったとき、べつにその事実に特別な感情をもっておらずあくまでもヒトごとどーでもいい、みたいな言い方で、なんかすごい19歳とかそんなもんだったのですがこの人恰好良い!って思ったの。

今、自分はつまらない大人、つまらない女性なのだろうか。今現在、母親になっていて社会で働いていて、まわりから見てどう見えるんだろう。そんなふうに振り返ってみたりしました。

でもこたえは出ず。何故なら自分自身のことは一番わからんのだ。

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あらー・・・

・・・あらー・・・ ひとつも記事書かずに今月も中盤に。

 

あらー・・・ でもなんかもう何書いて良いのだろう。毎週毎週結構な字数書いている松尾スズキ大先生とか、もうなんか本当同じ人間なのだろうか。

バリバリのプロは編集者が やいのやいの 言って催促してきますが、まあ自分はねえ・・・これただのブログで仕事じゃなし・・・無名で責任軽いだけ仕事はわりと皆優しいし・・・でも「5月」がバックナンバーにない! のはいやだなあっつってなんかいろいろ考えた。

きゃりーぱみゅぱみゅと三匹の子ブタ、あれ今晩!すごい楽しみ!

ていうんじゃなくて・・・

★:・:*・☆ちょっと良い話★:・:*・☆

30歳をちょっと過ぎたくらいに、とっても有名な焼き肉屋さんで、すっごい高額なお肉ばっかり!沢山食べたんです、当時お勤めしていた会社の人たちと。入口、いろーんな有名人の色紙がズラー。たぶんお肉、とっても美味しかったのですよ。でも味?ていうか味覚? ていうか、それは覚えていなくても仕方ないのですが、もうそのお肉の形状だとか食感だとか、本当に全く覚えていないんです。

でも幼少期、わりとお料理ちゃんと作る母親が、なんかまあいろいろと大変だったんだろうね、珍しく即席ラーメンnoodle 出してきたのです昼食に。初体験ですわ。で、なんか衝撃的に美味しかったんです。多分サッ○ロ一番しょうゆ味だったと思う。ラーメンが入っていた器、見慣れないそのラーメンの状態、味、全部すごくよく覚えている。やっぱり外食の味より家庭の味だなあって。母親の味だなあ、みたいな?

え?ちっともよい話しじゃない?

じゃあこれでどうだ。

小学校中学年くらいのとき必ず同じクラスに、何かと やいのやいの言ってくる強い男子 っていたじゃないですか?で、まあ女子って、そのクラスでよほど強い立ち位置じゃないと、 そのテの男子 にやいのやいの言われるの、コワイじゃないですか?で、自分の家で夕方うとうと眠っていたとき、 ああここは安全だ!あいつらがやいのやいの言ってこない!! 本当にここは安心できる! みたいな安心感、ものすっごい強く痛感したそのときの気持ち、いまでも よーく 覚えてるんです。

そんでまとめると、味覚とか安心感とか、なんかいろいろな感じ?娘にも、大人になっても覚えていてもらえるような、自分が育ったような、そういった家庭にしよう! みたいに今思う次第。

まあ・・・ 「ちょっと良い話」 としては結構よくできたと自画自賛。でも全部事実であり本心です。

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