映画・テレビ

「ごめんね青春!」⑧~妖怪さきのばし!~

長い長い丁寧なレビューを書き美しく色づけしましたが、完成したタイミングで珠子(娘)がパソコンにどっかり乗って全て消してしまいました。残念すぎて涙も出ません。したがって同じ回に二回目レビューです。小さなお子様がいるブロガーさんは1分に1回保存しましょう。

朝から晩までジバニャンジバニャンって「妖怪ウォッチ」なので早朝起きて録画を視聴、仕事だって残業できないから評価がそれなり、いろいろ我慢しているのになあ。どうしてだろう。子供相手だからか。

今回は村井守(小関裕太)の性同一障害で困惑&アタマが爆発してしまったとんこーの理事長である守の父親村井晋太郎(津田寛治)が合併解消だ!で、またもとんこー&三女合併校である聖駿高校に男女共学廃止の危機。

まあなーこりゃー親としてはきっついなーとは思いますが、父晋太郎は息子の気持ちを理解しようと努力し、思い悩み性同一障害関連の本を100冊読んで女装までしていたのでした。

筆者は実は好きです津田寛治さん。森田芳光監督の「模倣犯」、行定勲監督の初期作品「セブンズアニバーサリー」、園子温監督の「恋の罠」、ほか出演作品多数、セクシーでちょっとワルイ役がお似合いなのです。以上余談。

守の父=とんこーの理事長に合併解消を取り消すよう、直接交渉すると断言した平助(錦戸亮)は、強制的に男女共学が解消された聖駿高校をもとに戻すと決意します。

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まんまと平助に心をもっていかれた蜂矢りさ(満島ひかり)は、難しい恋に悩む日々ですっかり挙動不審です。またガツンとした平助が見たいりさは平助を挑発しますが、空気がもれちゃう平助にがっかり&さらに萌え~。

守の父晋太郎の門前払いにめげずに説得を試みる平助ですが、やっと晋太郎門を開けたその姿と言動は・・・です。

この合併解消危機の件は「ロッキーホラーショー」「稲川純二のホラーショー」のDVDを使い「見た目と中身の違い」につき説く平助と、息子の涙&父親への愛の告白により解決するのですが、今回の目玉は・・・蜂矢裕子(波瑠)の登場。大人になってからの初めての平助と蔦谷サトシ(永山絢斗)との再会。

みしまエフエム【カバヤキ太郎のごめんね青春!】での裕子の懺悔は、サトシに向けたものではなく、平助に向けられたものでした。直接みしまエフエムに駆けつける平助が見たものは・・・とんこー校長の三宮大三郎(生瀬勝久)。なにがなんだかで校長=カバさんにハグし涙を流す平助。生瀬さん良い声だなー。

そして、コロッケの配達先にて裕子と再会したサトシに続き、学校での応接室にて「フリーライターYUKO」を名乗る裕子と再会した平助。嗚呼!しかし一番心乱れるのはりさだと思うの!

謎の女性(麻生祐未)が誰なのかは次週(ていうか今日)に続く!

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「ごめんね青春!」⑦~最大限の努力してるんです!横から口はさまないで下さい!~

いよいよ合同文化祭「青春祭」の準備がはじまりました。しかし、そんな楽しい文化祭に参加することのできない生徒が一人・・・中井貴子(黒島結菜)です。東京の学校への転校が早まったのです。

文化祭の準備・合併後の新しい校歌の作成・好きな人たちとのお別れ・・・いろいろと背負う中井貴子の気の毒な状態は痛々しい。蜂矢りさ(満島ひかり)は貴子の父に「大嫌いです!」です。筆者も大嫌いです!!

中井の転校について知っているのは海老沢ゆずる(重岡大毅)とりさのみ。そしてりさに限っては中井の恋心を察している。できるだけ中井と中井が恋する担任の原平助(錦戸亮)を一緒にいさせてあげたい優しいりさは、文化祭の準備より校歌の作成に専念するように平助に言います。

これがりさが平助を本当に好きになるきっかけとはおもってもおらず・・・どこか自分の気持ちをいつもごまかし気味なへらへら平助のぶちきれ態度りさはノックダウンです。

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一方で平助の兄一平(えなりかずき)の不倫問題は、淡島舞ことどんまい先生(坂井真紀)の、新しい恋(相手は体育教師のネバーギブアップ富永(冨澤たけし))により解決するのでした。今回は聖母マリアのイメージで現れる母(森下愛子)に、そろそろへいちゃんもらくになったら?と諭される平助。平助は自分が放火犯であることを生徒の皆にうちあけようと決意・・・

するも、村井守(小関裕太)のみんなが知ってるカミングアウト「自分はゲイである」という割り込みうちあけにより失敗。

一刻一刻と中井の転校は近づく。美しい校歌も完成し、じめじめしたことがきらいな中井は、転校の事実を海老沢にだけ話したつもりで、ひっそりと学校を去ります。しかし、平助やりさ、クラスメイトたちは、これ以上ない元気いっぱいの美しい演出できちんと中井を東京へと見送り、エールをおくるのでした。

そして女子の制服を着た息子を見てしまう、とんこーの理事長である村井の父(津田寛治)。次回は我が子の性同一障害を理解できない父親とその子供の苦悩という設定である模様。これはなー・・・親もきっついよなー・・・勿論子供の本質を理解するしかないのですがなー・・・。

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「ごめんね青春!」⑥~じゃあみしまるライス食べるら!~

「箱根まで駅伝」の第一走者は中井貴子(黒島結菜)。第二走者は半田豪(鈴木孝之)。しかし困ったことにこの二人はいつもの実力が出せない心が乱れているのです。

貴子→家族で東京に引っ越すことを父から告げられる。この話は以前から家族間では話し合われていた計画であるが、担任の原平助(錦戸亮)に恋心を抱く貴子にとってはとんでもない話になってしまった。平助に打ち明けようとするも失敗。スポーツ万能の貴子であるが、そんな想いを抱きながら、普段の実力が出るはずがない。

半田→阿部あまり(森川葵)から告白されるも、そのあまりの恋愛体質ぶりに拒絶反応、脱毛や蕁麻疹に悩む筋肉質半田。あまりと別れるためにゲイであり半田に恋する村井守(小関裕太)とお付き合いを開始、しかし本命は担任の蜂谷りさ(満島ひかり)なのだか告白するも撃沈。当然普段は足の速い半田もグダグダです。

第三走者海老沢ゆずる(重岡大毅)は絶好調。貴子と付き合うもよりをもどしたがるあまり→嬉しい半面貴子に惹かれていくゆずる、なきべそあまりん、人生最大のモテ期を楽しんでいる海老沢はがっつり走ります。

第四走者神保愛(川栄李奈)もまた悩みを抱える。大木隆(竜星涼)とのお付き合いに無理を感じ昭島司(白洲迅)に想いをよせるも昭島はクイズ王者同士食べるの大好きブサカワ遠藤いずみ(富山えり子)にご執心!!!えーーーーっ!!!そんなことってーーーっ!ビルケンシュトック・京子(トリンドル玲奈)ならまだしもーーーっ!こちらもまたもグダグダ。

第五走者ブサカワいずみがその超絶意外な才能を発揮し聖駿高校の遅れを巻き返した後、女の子大好き第六走者大木隆がフラレ続けるその悔しさを走りにぶつけてさらに巻き返し、聖駿高校は二位に!!!

ここで事件です。テントにていちゃいちゃする淡島舞ことどんまい先生(坂井真紀)と既婚者である平助の兄一平(えなりかずき)を目撃してしまった成田敦(船崎良)。第七走者であるもののそのあまりのショッキングな光景により走るに走れない。ダウンする成田。ここはもうみしまる君が走るしかない・・・と古井豊(矢本悠馬)はきぐるみのまま猛烈な走りでゴール!!!・・・するもあたまがはずれて正体が皆にばれてしまいます。

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市役所で始末書を書く豊は停学中だったこともあり、聖駿高校の出場結果は失格となります。しかし、協力しあい励ましあう男子と女子を見た蜂矢りさは、感動したのでした。男女共学バンザイと涙を流し感動するのです。同じく感動した元三女の校長(斉藤由貴)も同じように感動し、合併は神のおぼしめしとまでみしまエフエムにて語ります。

二人の息子の「うしろめたさ」を心配する母・観音菩薩(森下愛子)。放火不倫ですからね、寺の子供が。放火といえば蔦谷サトシ(永山絢斗)ですが、平助は「うしろめたさ」からこの男との決別を決意。

さて、次回は明るみになった一平の不倫問題がクローズアップされる模様。そして、聖駿高校の文化祭「青春祭」です!壊れていく中井貴子・・・なんかこの壊れかたシンクロするなあー恋はしてないし若くも可愛くもないが・・・いろいろどっさりのしかかりすぎるあたりが。

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「ごめんね青春!」⑤~それぼくのプロフィールだよ!!!~

ドイツと日本のハーフである山田・ビルケンシュトック・京子(トリンドル玲奈)はとにかく日本語が滅茶苦茶なんだけど、彼女のファンクラブである西高生(近くの進学校である駿豆西高校の生徒)たちに古井豊(矢本悠馬)がボコボコに殴る蹴るされちゃったことから、元とんこー生と元三女生は一致団結して怒る!豊の敵討ちに「箱根まで駅伝」にて対決してやろーじゃないのというのが今回のテーマです。

「どんだけ長い階段で転んだんだよ!」「聞いたような台詞ばっか言ってんじゃないよ!」「これ以上秘密を抱えるのはあたしもう無理!」豊の周りの人々は困惑しっぱなし。全ては山田・ビルケンシュトック・京子がモテモテすぎるせいです。阿部あまりことあまりん(森川葵)・神保愛(川栄李奈)、そして中井貴子(黒島結菜)ですら黒い線で目消されちゃってるファンサイト。遠藤いずみ(富山えり子)に限っては二の腕のみ。

さて、今回は一休・・・じゃなかった一平(えなりかずき)の妻エレナ(中村静香)の出番が多いです。ほっ。ドジっ子エレナは夜夫の布団と間違えて平助(錦戸亮)の布団に入ってきちゃうほどにかまってちゃん。しかしたんなるかまってかまってではなく・・・察していたのでした・・・夫の不貞を!淡島舞ことどんまい先生(坂井真紀)に心を奪われた一休・・・じゃなかった一平は突然のみしまるくんの訪問にも「いらっしゃい」と微笑む薄いリアクション、色ボケです、壊れているのです。

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今回はりさ(満島ひかり)と平助に進展はなく、みしまるくんとみしまるこちゃんが大活躍します。豊の抱えた秘密とは、豊が「みしまる」くんであったこと。150㎝くらいの棒をもった150㎝くらいのおっさん(中川家剛)にスカウトされて以来、豊は三島を代表するゆるきゃらであり三島でしか生きられない哀れな妖精であるみしまるくんとして子供たちを喜ばせていたのです。子供たちには絶対正体を知られたくない豊。

皮肉にも豊のために開催される「箱根まで駅伝」にはみしまるくん登場とのこと。豊の不在にぶーぶー言う駅伝出場メンバーたちですが、一平の説得により「箱根まで駅伝」の出場は続行。豊の敵を討とうと練習にはげみます。頑張れ、「聖駿高校」!嗚呼、青春!!!

そんな素晴らしい青春をよそに、大人の恋は進みます。動き出した観音菩薩=母(森下愛子)の言葉に怯える一休・・・じゃなかった一平。禁じられた恋は止められるのか!!!次回へ続く!!!濃密すりるんだよ内容が!!!矛盾する恋に悩むりさやりさの父善人(平田満)を気遣うサトシ(永山絢斗)まで手が届かなかったよ!!!もう珠子が起きる時間なんだよ!!!

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「ごめんね青春!」④~どん底から這い上がった男のコロッケ~

第四話では、りさ(満島ひかり)と祐子(波瑠)の父(平田満)の登場により、三島のB級ぐるめ三島コロッケの誕生が明らかに!!そこかよ!

仏教では「怒る人間は未熟」。怒りまくるはずの場面で平静を保つ人間平助を立派だと説く平太(風間杜夫)ですが、平助が親友サトシに初恋の相手をとられても怒らないのは・・・放火犯の犯人が・・・平助だからです。

りさの祐子に対する嫌悪感は「恋愛」に対する嫌悪感にもつながる。裕子により家族がバラバラになった故、りさは裕子を恨んでいます。

しかし三女ととんこーはもう恋愛の園に・・・どんまい先生(坂井真紀)により丁寧に描かれた相関図には、第三話にはなかった新たな恋愛事情が!阿部あまり(森川葵)に振られた海老沢ゆずる(重岡大毅)は三女生徒会長の中井貴子(黒島結菜)にラブ、クイズバカ昭島司(白洲迅)は神保愛(川栄李奈)にご執心。

大木隆(竜星涼)と成田淳(船崎良)は居乳佐久間りえ(久松郁実)をめぐって争い、山田・ビルケンシュトック・京子(トリンドル玲奈)はろくでなしブルースのキャラではなく植田まさしのキャラ似の古井豊(矢本悠馬)に・・・。

エデンの園に放たれた男子と女子が禁断の果実をばくばく食べることを心配する平助とりさですが、案の定「いずっぱこ」にある「ハートの吊皮」めあての親睦会=伊豆・美津シーパラへの遠足。この吊皮を一緒に握った男女は結ばれるそうな。

恋愛事情は大人たちの間でも華やかに。三女の学長(斉藤由貴)は酒乱により、どんまい先生(坂井真紀)のおもしろルックスをめったうちに。美しくなろうと決意したどんまい先生は、とんこーに説法にきた一平(えなりかずき)に惚れられてしまいます。まんざらでもないどんまい先生。一方三女の学長は平助の父平太と過ちを(酒乱だから)。

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もう疲れはててきたのでシーパラでのあれやこれや含めた第四話のとどめをかきます。

中井貴子が平助に恋心をシーパラにて打ち明けます。半田豪(鈴木貴之)はりさに告白。そしてうっかり平助に「ハートの吊皮」&「壁ドン」されちゃったりさは・・・平助に恋をしてしまうのでした。今回のテーマは「壁ドン」、一平もどんまい先生に・・・これはマズイです。

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「ごめんね青春!」③~ぺーやん、バルってなに?~

第三話の始まりは、平助(錦戸亮)サトシ(永山絢斗)の再開ではじまります。早速ガールズバーのママ(植木夏十)に手だしてるサトシ。だめですね。平助の初恋の相手裕子(波瑠)との問題によるその後の人生は、遊覧船のガイド→ガールズバー店員。

三島のザビエル(笑)もぶっとばしてしまうくらい強いりさ(満島ひかり)の高校時代は悲しい過去、故に強いりさ。悲しい青春の原因妹裕子(波瑠)は、サトシ談によると、相当ワルイ女BYつんくだったようです。めんどくさい女ですね。

「さながら」が多い平助とサトシの会話により、平助の裕子のことを忘れられない心情が明らかに。ソロ活動(笑)、ホントこのオヤジ(風間杜夫)エロだな。

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受験の前に燃え尽きようとするとんこーの生徒会長半田豪(鈴木貴之)により、合同文化祭の計画は進められていきます。しかし三女の学長(斉藤由貴)により、文化祭の実行には、平助のクラスとりさのクラスそれぞれに学力試験の成績結果が条件が与えられる。

さて、第三話では新しい恋がはじまります。海老沢(重岡大毅)の恋人あまりん(森川葵)→とんこーの生徒会長半田に、ゲイの村井(小関裕太)→同じくとんこーの生徒会長半田に。どんまい先生(坂井真紀)はこーゆーの大好きなかんじでやたら詳しい。そして三女の生徒会長中井貴子(黒島結菜)は・・・。

そして車に例えるなら「ごめんねはウィンカー」って意味分かんない【カバヤキ三太郎のごめんね青春!】のディスクジョッキーはの正体が明らかに。三宮大三郎(生瀬勝久)。

平助が補修授業をはじめるも、父親平太の寺にて男子のみ修行をはじめるも、平助のクラスは学長の出した条件の成績に届きませんでした。文化祭どころか合併までもが廃止されることに。落胆する平助とりさ、とんこー男子たちでしたが、次の朝何故だか三女の生徒たちがいつものようにとんこーに。三女の生徒たちも男子がいないと物足りなくなったのでしょう。そして三島ザビエル(笑)の活躍により、男女共学は延長です。

ガールズバーに集う平助たちの輪に乱入した男性は三島ザビエルではなく・・・さて誰でしょう。

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「ごめんね青春!」②~合併したよ三女ととんこー~

めでたく合併の試みを行うことになった三女と(聖三島女学院)とんこー(駒形大学付属三島高校)

「幼稚で野蛮で自分を律することもできない」と男子を酷評する三女の生徒会長中井貴子(黒島結菜)ですが、女子も女子で、三島のドラマの舞台である静岡県三島市のB級グルメ三島コロッケを買い食いしながら足湯ていうか足水。

顔合わせの自己紹介タイムで地雷踏みまくり、散々な結果に終わった錦戸亮(原平助)にリサブラックタイガー=平助の初恋の祐子の妹=蜂矢りさ(満島ひかり)は厳しく指導します。そして関係ないけど平助の兄一平(えなりかずき)の嫁エレナ(中村静香)はドジっ子です。

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以下濃い濃い内容はざっくりと略して、今回の見どころは平助の父・住職原平太(風間杜夫)の「CAで黒ストッキングで巨乳」です。お付き合いをカミングアウトしたせいで五反田に家出中の海老沢(重岡大毅)とあまりん(森川葵)も固まります。そして淡島舞(坂井真紀)=どんまい先生のSNSもぐりこみ一人演技。爆笑です。なんでスケートボード持ってんの白衣で!?なんで胸元にカメオでへんなリュックしょってんの!!??なんなのこの人!!??ろくでなしブルーススタンプ連打で発狂です。

平助の苦い恋の想い出話と心こもった熱弁により、凍結していた女子たちの心は溶けていきます。だんだんと和解していく男子と女子。問題となった海老沢とあまりんはクラス変えという結果でめでたく解決。

「みしまエフエム」の【カバヤキ三太郎のごめんね青春!】はハガキ読まれる確率高いな。そして第2話の終盤も観音菩薩=亡き母(森下愛子)と語りあう平助。

りさとの打ち合わせのため、ガールズバーに向かった平助と蔦谷サトシ(永山絢斗)の再会にて幕を閉じます。サトシ、無精髭がすっかり似合う風貌に・・・。

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「ごめんね青春!」①~誰とも付き合わないって言ったじゃないか!~

この脚本家さんのドラマだけはね、娘がノリノリで喜んで一緒に観てくれるんです。嗚呼、血!

まず、進行役が観音菩薩=原 平助(錦戸亮)の母親、原 みゆき(森下愛子)でございます。

クローズなんとかに洗脳された子供をはじめちょっとおかしな男の子が集まる仏教系男子高等学校、①駒形大学附属三島高校略して東高(とんこー)、偏差値44。個性豊かな男子生徒を率いて決めてはドンマイ先生(坂井真紀)。ラインのグループチャットに侵入するのが得意なおかしな女性(たぶん処女)。

問題となる学年クラスの担任は原 平助。実家は寺。出身校もとんこー。

そして、隣接するは②聖三島女学院通称三女(さんじょ)。カトリック系の女子高等学校で偏差値60の進学校。

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を試験的に合併しようという試みがこの物語の主題です。それが三女の、数年前の家事による経営不振が原因というのも、この物語の主題です。何故なら放火犯は・・・。

放火の理由が最もなのです。そりゃー誰だって放火したくもなります。親友の蔦谷サトシ(永山絢斗)と初恋の相手蜂矢祐子(波瑠)がいちゃいちゃしてるの、見ちゃうのですもの。平助が。

ためてためての最後の見どころは三女の生徒のダメっぷりマスクぶんなげてもろヤンキーだし、弁当食っていいっすか連発だし。だめだったんです、三女の女子が、とんこーの男子よりはるかに。

神保 愛(川栄李奈)「さっきからちっちゃく手降りやがっておかまか

コラァ!!!」

遠藤いずみ(富山えりこ)「てめぇからくり人形か!!!」

偏差値たかけりゃいいってもんじゃないんすね。海老沢君(重岡大毅)もあまりん(森川葵)の豹変ぶりにびっくなわけです。ショック受けまくりの平助をなだめるのはやっぱりこの世にはもういない観音菩薩なのでした。

楽しみなのは蜂矢りさ(満島ひかり)=平助の初恋の相手の姉、の今後の活躍です。

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「やんやんマチコ」、面白くて綺麗やねん。

珠子が観たがったのでレンタルしたけど・・・なかなかいいやん?うち、こーゆーの好きやねん、うち、これレンタルしてよかったねん。

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ものすごく繊細に丁寧に描きこまれています。ストーリー展開も面白いです。うちこれすごく綺麗で好みやねん。内容は完全に大人向けですが、アニメーションの美しさにガチ子供が夢中になります。一作目だけレンタルしたけど、うち、もっと観たいねん!

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観ました、「四十九日のレシピ」

ひさしぶりに「良い映画」が観たかったんです。で、最近最後に観た「良い映画」って何だろうって思い返したら、山田洋次監督の「東京家族」でした。テレビで放映されているの観たんだけど、やっぱりはずれのない監督さんだなあと思った。

で、それからもいくつかいろいろな映画レンタルしてみたりしていたんだけど、「娘と一緒に観れるもの」がクローズアップされてしまうので、犬や猫が出てくる映画とかディズニー映画とか犬や猫が走ってはしゃぐ映画とかディズニー映画とか、あと・・・犬や猫が歓んで飛び跳ねる映画とか?ディズニー映画とか。

早朝に子供ぬきでゆっくり観たい。でもDVDのパッケージだけで、わからないんですよね、どんな映画か。どんなに綺麗なパッケージで出演者も良くて監督さんも有名でも・・・やっぱり王道の「ギルパート・グレイプ」とか「重力ピエロ」とか「八日目の蝉」とかに手がのびちゃう。でもたまには初見が良いし、「小さなおうち」はまだレンタルになっていないし・・・。

こうなったら好きな分野の「お料理もの」にかけようって思って。あとキメテはやはり永作。

不妊症で悩む百合子(永作博美)は、旦那の浮気相手の妊娠と、血のつながらない母乙美の死をきっかけに、田舎に帰ってくる。落胆している父(石橋蓮司)のもとに帰ると、母乙美がボランティアで面倒をみていたイモ(二階堂ふみ)がいた。そしてこちらも母と親交のあったブラジル三世の青年ハル(岡田将生)とも知り合う。

舞台って本当に重要で、美しい田舎でオールロケの映画は今はもう欠かせない存在だよなあ。コンクリートジャングルなんて見たくないもんなあ。生活全般が投げやりだった百合子と良平は、イモとハルの明るさに力を借りながら、乙美の残したノートから勉強しながら、、丁寧な人間らしい生活を取り戻していく。定期的な掃除。手間をかけずとも手作りのお料理。ドライブのある生活。ベランダの改装。そして乙美の四十九日の「大宴会」に向けて、それぞれ各々の新しい人生がはじまっていく。

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ポイントは乙美が手書きで残したいろいろな生活の知恵やお料理のレシピのノート。イラスト付きで実にかわいらしく美しく、乙美という人間がそこにある。生活全般、丁寧に生きていくことの大切さを感じる。大切なものは、失ったときにその偉大さを大きく発揮するのだなー。

監督はタナダユキ。もっとガンガン感動したかった気もしたけど、求めていた「良い映画」、ちょうどこんなほんわかしたかんじでした、良かった。永作で決めたんだけど、二階堂ふみに結構圧倒された。

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